より便利に使うには?

無線LAN環境があれば、様々なことが可能になります。無線LANはただ単に無線状態でのインターネット利用が出来るようになるだけでなく、『DLNA』や『NAS』というような規格も用いられるようになります。

『DLNA』とは『Digital Living Network Alliance』の略称であり、無線LANに対応したスマートフォン、タブレット、パソコン、テレビ、ゲーム機などの機器同士が、写真や動画などのデータを自由にやり取りできるようになる技術です。例えば、DLNAに対応した機器同士が同一空間にあり、同一の無線LANに接続されている場合、片方の機器で、片方の機器に格納されている写真や動画データを再生出来るようになります。無線LANとDLNAに対応したテレビがあれば、テレビでパソコン等に入っている高画質の動画を再生出来るようになります。

『NAS』とは、最近では家庭でもよく用いられるようになってきたシステムであり、『Network-Attached Storage』の略称です。コンピュータ間のネットワークを通して、データの保存・再生が可能になっています。NASには一般的に複数台のハードディスクやSSDを用います。それと共に、データの消失を防ぐため、『RAID 0』や『RAID 1』を用いて、ミラーリング(ハードディスク等の記憶装置に格納されているデータを丸ごとコピーしクローンを作成すること)を行えます。

何が必要なの?

では改めて、無線LANを用いるためにはどのような機器(環境)が必要なのかを考えてみましょう。無線LANを用いるためには、それを用いてインターネットを用いることのできる固定(ブロードバンド)回線が必要です。ブロードバンド回線を用いるには特定のプロバイダと契約しますが、契約するプロバイダによっても若干通信速度が異なりますので、契約時は注意が必要です。また、電波を電気信号に変換するモデムが必要です。現在ではブロードバンド回線契約時にこのモデムが設置されますが、光回線が主流となった今は『OUT(光回線終端装置)』が用いられています。

それに加え、無線LANを用いるためには、『無線LAN』または『Wi-Fi』通信に対応したルータが必要になります。モデムとルータは混同されることがありますが、まったく異なった機能を持ち合わせています。変換された電波を、無線LAN対応機器でも用いられるように双方向でやり取りする機能です。これにより、無線LAN(Wi-Fi)に対応した機器でもブロードバンド回線のネットワークが用いられるようになります。

Wi-Fiとは、無線通信技術に用いられる規格の一つであり、『Wireless Fidelity』の略称です。一般的に『Wi-Fi』マークが付与されているのみが、認可されている機器となります。
Wi-Fiサービスは各通信会社が提供していますが、代表的なものにWiMAXやyahoo wi-fiなどがあります。

有線LANとどう違うの?

現在主流となっている無線LANが主流となる前は、誰もが『1000BASE-T』に準拠した有線LANを用いていました。モデムとパソコンなどの通信機器を直接有線で繋ぐ方法で、通信が安定しているのが特徴でしたが、これでは基本的に1台の通信機器しかインターネットに接続することができず、不便でした。そこで主流となっていったのは、無線LANルータを用いたインターネット利用です。基本的に無線LANは、私達家庭環境で用いられることを想定しており、例えばそれが街全体を覆うような電波を発信することは、許可されていません。しかしその普及により、私達は格段にインターネットを便利に活用出来るようになりました。

これが実用化されるに当たっては、それの皮切りとなる商品が登場したことが関係しています。そもそも無線LAN規格とそれが使える機器が登場してからは、通信速度が遅く、安定していなかったこともあり、主流になるには至りませんでしたが、通信規格である『IEEE802』の規格が進化し、有線と変わらないほどの通信が行えるようになって、これが主流となりました。有線に比べて、やはり通信の不安定さがぬぐえない部分もありますが、それも確実に行えるような環境を整えることにより、改善できます。

無線LANって何?

通信技術が発達したこの世の中において、様々な人がそれを活用し、仕事や趣味などに用いています。スマートフォンやタブレット端末が主流になったこの世の中において、私達が用いることのできる手段はたくさんありますが、その中でも通信技術は、類い希な発展を遂げてきました。誰もが高速の通信をどこでも用いられるようになり、大容量のデータを常に通信し続けることも可能になりました。そんな世の中において発達してきた通信技術の中心にいる存在と言えるのが、『無線LAN』の存在です。現代では数多くの家庭に、固定のブロードバンド回線が敷かれています。これによって、誰もが高速のインターネット回線を用いられるようになっています。しかし、ただたんに家庭にインターネット回線がつながっている、ということだけでは、様々な機器でインターネット通信を用いることはできません。そのためには、主に二つの機器が必要となります。

まずは、『モデム』と言う機器です。今ではONUという小さい規格になっていることもありますが、これには電波を変換する機能があります。それによって私達は、パソコンなどの有線接続機器において、インターネットを使えます。もう一つ必要なのが、『ルータ』です。厳密にはこれがなくてもインターネットは使えますが、現在主流となっている『無線LAN』を活用するためには、この「無線LAN」に対応したルータが必ず必要になります。では、無線LANとはどのような仕組みなのでしょうか。